タイ・エアアジアXは3日、タイ航空当局から航空運送事業の認可を受けたと発表しました。

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　タイ国内の政情不安により認可の手続きが遅れていたが、この認可によってタイ・エアアジアXは、就航に向けて発着枠の申請段階に移行する。

　同社は、エアアジアXの子会社からA330-300型機を2機調達し、バンコク・ドンムアン空港を拠点に日本を含む北東アジア方面、オーストラリア方面などに路線を展開する。

　就航時期は3月頃、路線は成田・関空発着－バンコク・ドンムアン線が想定されますが、正式な就航開始日や運行路線、スケジュールなど、公式には明らかになっていません。

　タイへの路線を巡っては、HISグループが設立したチャーター便専門の航空会社「アジア・アトランティック・エアラインズ」が、タイの政情不安からくる利用者数の減少によって、2月13日から3月5日までの間、東京(成田)－バンコク線を運休すると発表したばかり。需要も多く、人気の高い渡航先だけに、今後のタイ国内情勢も含めて注目です。