バニラ・エア株式会社は20日、その前進であるエアアジア・ジャパンの旗を降ろし、鮮やかなバニライエローの翼を携えて、国産LCCとしての再出発の日を迎えました。

【公式サイト】バニラ・エア (Vanilla Air)

　エアアジア(本社：マレーシア)と全日空の合弁会社として誕生し、日本第3のLCC(格安航空会社）「エアアジア・ジャパン」として2012年8月1日に初フライトを迎えましたが、1年を待たずに両社の提携解消。同社はANAホールディングス100％子会社「バニラ・エア株式会社」として再誕することになりました。

　新しいバニラ・エアは、単にサービスを削ぎ落しただけの格安航空会社ではなく、日本企業ならではサービス展開や、就航路線もレジャー・リゾート路線に特化するなど、独自カラーを打ち出しています。

　今日12月20日に就航する路線は、東京(成田)－那覇線と東京(成田)－台北(桃園)線の2路線。続いて、2014年1月29日には東京(成田)－札幌線、3月1日には東京(成田)－ソウル(仁川)線と続々と就航させ、さらにはグアム、サイパンなどのミクロネシア方面への就航も計画しています。

　ピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパンに続いて、新生バニラエアは日本のLCCとして力強く飛び立ちます。

[関連記事] バニラエア 東京(成田)－那覇線 JW801便 搭乗レポート（就航初便）