搭乗レポート
スクートでシンガポールに行ってきました。成田-シンガポール線 TR809便 搭乗レポート ①往路編
2022年9月5日こんにちは。LCCjpの中の人です。ポケモンGOはもう何年もほったらかしです。以後は筆者っていいます。
2022年8月29日(月)
スクート(SCOOT ) TR809便
東京(成田) 10:00 - シンガポール 16:30
所要時間 7時間30分
使用機材 ボーイング 787ドリームライナー
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ワクワク感ハンパない! #ピカチュウジェット #scoot #lcc #スクート pic.twitter.com/CsEgR4BRGi
— LCCjp (@flylcc) August 30, 2022
シンガポールの最新渡航事情
シンガポール 夜のマーライオン
シンガポールは、ハワイ、オーストラリア、タイなどと並んで、観光入国が緩和されているため、人気の高い旅行先です。
また、シンガポールは観光やビジネスでの入国の場合はビザが不要なのも魅力です。
2022年9月6日以前と、日本の水際が緩和される9月7日以後のシンガポール入国手続きについて、以下にまとめました。
シンガポール旅行に必要な手続きまとめ
必須アイテムは、「スマートフォン(iOS/Android)」「メールアドレス(海外でもアクセス可能なもの。gmailなど)」「ワクチン3回接種証明書」の3点です。
2022年9月7日以降の変更点については★印を付けています。
①航空券の予約
②宿泊先の予約
③海外旅行保険の加入 [推奨]
シンガポール入国について必要なこと
④ワクチン接種ポータルにワクチン接種証明書の登録(Web)
[リンク] Vaccination Check Portal
⑤電子入国カード(SGAC)の提出(Webまたはアプリ)
[リンク] ICA - SG ARRIVAL CARD | MyICA iOS / Android
⑥TraceTogetherアプリのダウンロード
[リンク] TraceTogether iOS / Android
日本への帰国について必要なこと
⑦帰国用検査の予約(★9/7搭乗分から条件付きで不要)
⑧MySOSの登録(質問票、誓約書、ワクチン接種証明書、★陰性証明書)
[リンク] MySOS iOS - Android
2022年9月6日(水)まで
日本への帰国便に搭乗する際に、72時間以内の検査の陰性証明書が必要。その時間内なら日本出発時に受けた検査も有効。
2022年9月7日(木)から
ワクチン3回接種証明書があれば、検査の陰性証明書は不要。
※日本および相手国の入出国条件は日々更新されていきます。この記事は公開後、時間とともに情報が古くなることが予想されます。渡航前には必ず最新情報を確認してください。
今回の筆者のシンガポールの旅程は、例によって弾丸スケジュール。
シンガポール出発前日の8月28日に所用で訪問した関西空港でコロナ検査の陰性証明書を獲得し、8月29日に成田出発、8月31日に帰国。72時間ルール内での行動です。
成田空港第1ターミナルにやってきた
成田1タミ スクートチェックインカウンター
スクートのチェックイン時間は出発の3時間前から1時間前まで。搭乗するTR809便は10時00分出発なので7時00分からチェックイン開始です。
大きな混雑もなく、スムーズにチェックイン完了。
成田空港 8月28日の国際線出発案内板
出発案内板を見ると、国際線も徐々に復活してきており、「欠航」の数がかなり減ってきました。
ナリタニストのクーポンでお得に両替
成田1タミ1F 京葉銀行外貨両替所
シンガポールへの出発前にシンガポールドルを両替しておきます。成田空港のアプリ「ナリタニスト」で、京葉銀行の外貨両替所(第1ターミナル南ウィング1F)のクーポンを発見。優遇レートで両替ができるというので利用してみました。
ナリタニストアプリでの両替優遇レート表 (参考)
この日、クーポンでシンガポールドルが0.74円優遇されました。
100SGD(約1万300円)で74円、1,000SGD分(約10万3千円)で740円お得、そのくらいのささやかなレートです。グループでまとめて両替するとお得感はアップしますね。
クーポンは1日1回、最大100万円相当額まで使えるそうです。
[関連リンク] ナリタニスト iOS - Android
ターミナル内の営業店舗はまだ少ない
保安検査、出国審査を通過して、セキュリティエリアに進みましたが、朝7時台で営業している店舗はほぼありません。
8時になればコンビニもドラッグストアが開きますが、カフェでコーヒーをのみながら優雅に出発時刻を待つなんてことはまだできないようです。
することもなくベンチでスマホをいじり、1時間半ほどが経過。9時になると、シンガポールからのTR808便が到着しました。
トコトコ回ってくるスクートの到着便
トコトコ回ってくるスクートの到着便
トコトコ回ってくるスクートの到着便
36番ゲートに到着
サテライトをぐるっと回って右に左に舵を切りながら36番スポットに到着する様を見て、搭乗ゲートに向かいました。
スクート TR809便搭乗開始
スクート TR809便 36番搭乗ゲート
10:00
搭乗開始予定時刻から25分ほど遅れて10時00分に搭乗開始。待合席にはそこそこ人がいたように見えましたが、10分ほどで全員搭乗が完了してドアクローズ。
機内を見渡してみると搭乗率は4割程度。日本の水際対策が搭乗率に厳しい重しとなっているようです。
今日の座席はエコノミー
エコノミーの窓側席を予約しましたが、横一列は空席でした。
ここからシンガポールへ約7時間30分の旅が始まります。
さっそく始まる機内食
スクート 機内からの眺め(日本上空)
10:40
離陸してから20分ほど経過して安定高度に到達すると、さっそく機内食の提供が始まります。
まずはプリオーダーから提供開始です。
スクート機内食 ナシレマ(Pre-Order SET)
スクートの定番メニュー「ナシレマ (12SGD=約1,200円)」です。プリオーダー分はチョコクッキーとミネラルウォーターがサービスされます。
ほかほかに温められたパックの封を開けると、独特なスパイスの香りがふわっと香ります。
スクート機内食 ナシレマ
これだ!これが食べたかったんだよ!3年待ったんだよ!と、記憶の奥にしまわれていた思い出がズガンと直撃します。
香りからの予想とは裏腹に、ひとくち目の甘い口あたり。しかし、すぐ後から追いかけてくる辛味!
スクート機内食 ナシレマ
ご飯もたっぷり、大きなチキンもゴロゴロと入ってて食べ応えも抜群!
食べ進めるに辛味が底を固め、食べるたびに辛さが増す!辛い!うまい!
食べ終えたとき、汗を流すほどに満足度の高いナシレマ。これでシンガポール先取り完了です。
続きまして(続くのか)、追加のオーダーです。
追加オーダー マドラスカレー(写真上)
「マドラスカレー (12SGD=約1,200円)」(ベジタリアンメニュー)です。
筆者はベジタリアン向けメニューは頼まないのですが、三度の飯よりカレーが好きなのであえて追加しました。
ベジタリアン向け(肉なし)、辛味なしという飛車角落ちの一品はどうでしょうか。
スクート機内食 マドラスカレー
トマトベースでひよこ豆がメインの具。確かに辛味はほぼないが、スパイスはしっかり効いていて、これはうまい!
スクート機内食 マドラスカレー
お米は見た目の長いバスマティライス。先のナシレマと炊き加減は一緒のようですが、米の味わいを比較して楽しめるところが面白い。
辛いのが苦手ならこちらのマドラスカレーがおすすめです。
ごちそうさまでした!
スクートの機内食の注文方法
スクート 機内ポータルへの接続方法を示すステッカー
スクート機内では、パンフレットでの注文から、機内ポータルサイトで注文するスタイルに変わりました。(簡易的なパンフレットはCAさんに言えば見せてもらえて、対面で注文もできます)
機内ポータルへの接続方法は、座席目の前のステッカーで掲示されてます。
(1) スマートフォンなどで QRコードを読みとって、WIFIでSSID「scoothub」に接続すると、ブラウザが自動的に開きます。
(2) 開かなければブラウザで「www.scoothub.sg」にアクセスする。
スクート 機内ポータル カートシステム
直感的にわかるショッピングカートシステムで、プリオーダー分の配膳が終わるころに注文が可能になります。欲しい機内食をカートに入れて決済方法(現金かカード)を選ぶと、CAさんが席まで来てくれて、決済と引き換えに注文品が受け取れる仕組みです。
むちゃくちゃ簡単で、機内食の在庫の有無があらかじめわかるのが画期的です。
あとはひたすら、スマホ or 寝る
機内食をゆっくり食べても30~40分。シンガポールまでは7時間30分の行程の大半が残っています。
筆者は搭乗前、AmazonPrimeの動画をダウンロードしていて、全話見てやろうと意気込んではいたものの、小1時間も視聴していると、次第に眠くなり・・・周囲を見渡すとみんな寝ていて、筆者も記憶がぷっつりと途切れました。
スクート機内 到着前イルミネーション
シンガポール、おでけけ!
16:05
シンガポール・チャンギ国際空港に、予定より25分早く到着しました。
TR809便 シンガポールに到着
シンガポール入国審査の列
入国審査の列は3年前はこれの2~3倍はあったので、シンガポールはまだ本気出していません。このくらいの列で入国審査を通過するのに約30分ほどかかりました。
シンガポール空港 複合施設 JEWEL
2019年4月に開業した第1ターミナル隣接の巨大複合商業施設「JEWEL(ジュエル)」は、これが空港なのか!とおどろかされます。
JEWELの人工滝 レイン・ボルテックス と 中秋節
落差40mの人工滝 レイン・ボルテックスがそれです。ドーム型の天井の中央から、豪快に流れ落ちる滝は圧巻です。この日は中秋節のイベントが行われていました。
⇒②復路編は後日公開です。つづきます。
この記事のURL | 2022年9月 | LCCjp at 16:46