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バニラエア 東京(成田)-那覇線 JW801便 搭乗レポート(就航初便)
2013年12月20日
12月20日に就航したバニラ・エアの初便に搭乗して、東京(成田)から那覇へ行きましたので搭乗レポートとしてお届けします。
■今回のレポートで利用した便
搭乗便:バニラエア JW801便
搭乗日:2013年12月20日(金)
出発:東京(成田) 6:45
到着:沖縄(那覇) 10:05
搭乗時間:3時間20分
費用:9,800円 ※ツアーパック
[内訳] バニラエアバケーション 沖縄2泊3日 9,800円(往復航空券+ホテル2泊)
2013年12月20日(金)、年の瀬が迫る中、バニラ・エアとして再出発の日です。
張り切って初便に乗ろうと意気込んでいますが、一昨日からの雨があがらず、当日の朝も雨が降り続いていました。
出発は空港周辺のホテル「成田エクセルホテル東急」です。
このホテルの専用シャトルバスで朝5:00にホテルを出発、5:09には成田空港第2ターミナル・26番バス停に到着しました。
到着したバス停から第2ターミナルビルに入るとすぐにバニラエアのあるロビーでした。
5:15頃、バニラエアのチェックインカウンターのシャッターが開き、チェックイン手続きが開始しました。石井社長が笑顔でお迎えです。
報道陣も数多く詰めかけていて、チェックインカウンター横ではミニ撮影会です。
そうこうしている間に、カウンターの行列がずらっと伸び続けます。
もしやトラブル?と思いましたが、複数のカウンターで準備ができるに連れ、徐々に行列も解消されました。
Webで印刷したQRコードを提示すると、搭乗券が発券されました。
スタッフの石塚さんによると、「機内食のオススメは、バニラエアのロゴ入りクリームパン」だそうです。ええ、そうですよね、そう思います。
搭乗券を片手に、セキュリティチェックを通過します。
搭乗ゲートまで進むと待ち構えていたのは、ゆるキャラの「チーバくん」と「うなりくん」です。
千葉で犬のチーバくんと、うなぎで飛行機で成田のうなりくん。いずれも千葉100%キャラクターです。
チーバくんらがJW801便のCAをお見送りです。
チーバくんは横顔にしてこそチーバくん、という絵面になりました。
石井社長が搭乗客と報道陣に向けてご挨拶です。本日のJW801便はほぼ満席とのこと。(正確には166/179席で乗車率約92%)
そして、チーバくんとうなりくんは今回の那覇便に同乗するとのこと。席座れないよ?!と思ったら、彼らは貨物室だそうです。人ではなく、中の人もいないのです。
バニラエアの初便で最初に搭乗ゲートを進むのは、彼らでした。
まさかのお見送り1号・2号となります。石井社長もビッグハンドで見送ります。
まず最初に16~34列の人の案内が開始されると、初便搭乗者全員に贈られるプレゼントが手渡されます。
初便搭乗者へのプレゼントはこんな内容でした。
(1) THE BODY SHOPクリスマス限定フレーバー「バニラブリス ミニバスセット」と500円分のクーポン券
(2) 成田ゆめ牧場 ペア無料入場券
(3) 就航日の搭乗記念の搭乗証明書
(4) バニラエアオリジナルトートバッグ
そして、いよいよ前列の人も搭乗開始です。手際よく、搭乗券をピッとスキャンして進みます。
空港内はリムジンバスに乗って駐機場へ向かいます。所要時間約3~4分。ジェットスターも駐機しているエリアのとなりに到着しました。
あいにくの空模様ですが雨は上がり、リムジンバスを降りると、バニライエローの鮮やかな機体が目の前に迫ります。
タラップ車を上がって機内に入ると、客室乗務員さんが笑顔でお迎えしてくれました。
大事なことなのでみなさんにもう1度お伝えします。
客室乗務員さんが笑顔でお迎えです!
バニラエアの座席も 、ピーチやジェットスターと同じ革張りで、座り心地は上々です。ましてや新品の座席ですからなおさらです。
座席の間隔は成人男性(大)で膝の先に拳一つ入るかどうか。
一般的なLCCの座席間隔と思われるので問題ありませんが、3時間以上のフライトだと適度に化粧室行きを挟むなど、体を動かした方が楽になれそうです。
座席のポケットには、クーポン付き機内誌「たびクーポン」と、フライトごはん&グッズ販売の「Flight Kitchen」が装備。
たびクーポンの方には、本日就航した那覇、新千歳を中心に現地の見どころやクーポン対応店が掲載されています。
3台のリムジンバスで全ての客が搭乗し、6:56 定刻より11分ほど遅れて出発します。
7:01 タキシングが開始すると、放水アーチでお見送りですが、機内にいると洗車場にいるような水で洗われる音がするだけで何だかわかりません。
そして、7:07 バニラエアの初便・那覇行きが離陸しました。
7:13 安定高度に到達し、通信機能を除いた電子機器の使用制限が解除されます。
それから機内サービスの準備がはじまり、いよいよお楽しみの時間がやってまいります。
機内サービス提供にあたり、パエリアやクリームパンのご紹介です。
初日ということもあり、次々と入る注文になかなか自分のところまで機内サービスが回ってきません。
先ほどのご紹介の成果もあって、とろ~りクリームパンはなんと3列目の時点でSOLDOUT! 人気商品になってしまっています。しかしどうやら、前後のワゴンに各10個程度しか在庫がなかったようです。おすすめしておいてそれは残念です!
クリームパンにはありつけませんでしたが、主食のイチオシ「海の恵みパエリア風ごはん」(700円)をいただきます。
サフランライスと香ばしいシーフードとトマトソースがマッチした彩りの良いパエリア風ごはんです。「風」というところがポイントですが、日本米の炊き込み調理と思われ、もっちりとした食感に仕上がっています。温度はあつあつ状態で提供され、女子のお弁当サイズの小さな器ながら、時間をかけて食べたので、満足感の高い一品です。
お次は軽食甘くない部のイチオシ「アラビックブレッドのポケットサンド」(500円)をいただきます。
超小ぶりなピタパンに挟まれたサンドが2つ。1つはカレー風味のポテトサラダ、もう1つはエッグサラダが挟まっています。味は想像の範囲内で可不可ありませんが、写真と違う感が強いところは改善に期待したいところです。
セットのコーヒーは、「ライオン ドリップコーヒー(バニラマカダミアフレーバー)」(200円)です。(前述のフードとセットにすると50円OFFになります)
注文を受けてからドリップするため、甘く香ばしい香りが機内を漂います。提供されたコーヒーはちょっと薄めでした。ドリッパーの浸かりが甘かったのかも知れません。
長らく機内サービスが続く中、当機は上空9800m(32,000ft)を時速700kmで飛行しています。
今日は日本中、雨や雲の多い天気でしたが、上空はもちろん大快晴です。
本日のはほぼ満席ですが、若年層だけでなく老若男女取り混ぜた客層で、全ての年齢層に支持されるLCCが誕生したような気がする、そんなフライトでした。
9:40頃からゴミ回収と化粧室の最終ラッシュが終わると、
9:50 シートベルト着用サインが点灯し、着陸態勢のための降下が開始します。
10:08 那覇空港に着陸、10:14 タキシング停止。
バニラエア初便は、那覇空港に無事到着しました。
タラップ車を降りて、到着口まで徒歩で進みます。
那覇空港のLCCターミナルの中に入り、さらに到着口まで進みます。
到着口を抜けると、チーバくん、うなりくん、そして沖縄観光親善使節のキャラクター「花笠マハエちゃん」がみなさんをお出迎えです。
めんそーれ沖縄!
■バニラエアに乗って良かったところ
・定刻通りに運行された。(初便のイベント盛りだくさんの割に許容範囲内だろう)
・革張りシートは割と気持ちいい。
・フードメニューのオリジナリティは目を見張る。いろいろ試してみたい。
■バニラエアに乗って悪かったところ
・需要の高いフードメニューの在庫を強化して欲しい。
■まとめ
生まれ変わったという意味で期待の高まるLCCだが、定時運行や安定したサービス提供は今後を見守る必要があると思う。間違いなく注目しておいて、ここぞという時には迷わず選択してみたい。
■今回のレポートで利用した便
搭乗便:バニラエア JW801便
搭乗日:2013年12月20日(金)
出発:東京(成田) 6:45
到着:沖縄(那覇) 10:05
搭乗時間:3時間20分
費用:9,800円 ※ツアーパック
[内訳] バニラエアバケーション 沖縄2泊3日 9,800円(往復航空券+ホテル2泊)
2013年12月20日(金)、年の瀬が迫る中、バニラ・エアとして再出発の日です。
張り切って初便に乗ろうと意気込んでいますが、一昨日からの雨があがらず、当日の朝も雨が降り続いていました。
出発は空港周辺のホテル「成田エクセルホテル東急」です。
このホテルの専用シャトルバスで朝5:00にホテルを出発、5:09には成田空港第2ターミナル・26番バス停に到着しました。
到着したバス停から第2ターミナルビルに入るとすぐにバニラエアのあるロビーでした。
5:15頃、バニラエアのチェックインカウンターのシャッターが開き、チェックイン手続きが開始しました。石井社長が笑顔でお迎えです。
報道陣も数多く詰めかけていて、チェックインカウンター横ではミニ撮影会です。
そうこうしている間に、カウンターの行列がずらっと伸び続けます。
もしやトラブル?と思いましたが、複数のカウンターで準備ができるに連れ、徐々に行列も解消されました。
Webで印刷したQRコードを提示すると、搭乗券が発券されました。
スタッフの石塚さんによると、「機内食のオススメは、バニラエアのロゴ入りクリームパン」だそうです。ええ、そうですよね、そう思います。
搭乗券を片手に、セキュリティチェックを通過します。
搭乗ゲートまで進むと待ち構えていたのは、ゆるキャラの「チーバくん」と「うなりくん」です。
千葉で犬のチーバくんと、うなぎで飛行機で成田のうなりくん。いずれも千葉100%キャラクターです。
チーバくんらがJW801便のCAをお見送りです。
チーバくんは横顔にしてこそチーバくん、という絵面になりました。
石井社長が搭乗客と報道陣に向けてご挨拶です。本日のJW801便はほぼ満席とのこと。(正確には166/179席で乗車率約92%)
そして、チーバくんとうなりくんは今回の那覇便に同乗するとのこと。席座れないよ?!と思ったら、彼らは貨物室だそうです。人ではなく、中の人もいないのです。
バニラエアの初便で最初に搭乗ゲートを進むのは、彼らでした。
まさかのお見送り1号・2号となります。石井社長もビッグハンドで見送ります。
まず最初に16~34列の人の案内が開始されると、初便搭乗者全員に贈られるプレゼントが手渡されます。
初便搭乗者へのプレゼントはこんな内容でした。
(1) THE BODY SHOPクリスマス限定フレーバー「バニラブリス ミニバスセット」と500円分のクーポン券
(2) 成田ゆめ牧場 ペア無料入場券
(3) 就航日の搭乗記念の搭乗証明書
(4) バニラエアオリジナルトートバッグ
そして、いよいよ前列の人も搭乗開始です。手際よく、搭乗券をピッとスキャンして進みます。
空港内はリムジンバスに乗って駐機場へ向かいます。所要時間約3~4分。ジェットスターも駐機しているエリアのとなりに到着しました。
あいにくの空模様ですが雨は上がり、リムジンバスを降りると、バニライエローの鮮やかな機体が目の前に迫ります。
タラップ車を上がって機内に入ると、客室乗務員さんが笑顔でお迎えしてくれました。
大事なことなのでみなさんにもう1度お伝えします。
客室乗務員さんが笑顔でお迎えです!
バニラエアの座席も 、ピーチやジェットスターと同じ革張りで、座り心地は上々です。ましてや新品の座席ですからなおさらです。
座席の間隔は成人男性(大)で膝の先に拳一つ入るかどうか。
一般的なLCCの座席間隔と思われるので問題ありませんが、3時間以上のフライトだと適度に化粧室行きを挟むなど、体を動かした方が楽になれそうです。
座席のポケットには、クーポン付き機内誌「たびクーポン」と、フライトごはん&グッズ販売の「Flight Kitchen」が装備。
たびクーポンの方には、本日就航した那覇、新千歳を中心に現地の見どころやクーポン対応店が掲載されています。
3台のリムジンバスで全ての客が搭乗し、6:56 定刻より11分ほど遅れて出発します。
7:01 タキシングが開始すると、放水アーチでお見送りですが、機内にいると洗車場にいるような水で洗われる音がするだけで何だかわかりません。
そして、7:07 バニラエアの初便・那覇行きが離陸しました。
7:13 安定高度に到達し、通信機能を除いた電子機器の使用制限が解除されます。
それから機内サービスの準備がはじまり、いよいよお楽しみの時間がやってまいります。
機内サービス提供にあたり、パエリアやクリームパンのご紹介です。
初日ということもあり、次々と入る注文になかなか自分のところまで機内サービスが回ってきません。
先ほどのご紹介の成果もあって、とろ~りクリームパンはなんと3列目の時点でSOLDOUT! 人気商品になってしまっています。しかしどうやら、前後のワゴンに各10個程度しか在庫がなかったようです。おすすめしておいてそれは残念です!
クリームパンにはありつけませんでしたが、主食のイチオシ「海の恵みパエリア風ごはん」(700円)をいただきます。
サフランライスと香ばしいシーフードとトマトソースがマッチした彩りの良いパエリア風ごはんです。「風」というところがポイントですが、日本米の炊き込み調理と思われ、もっちりとした食感に仕上がっています。温度はあつあつ状態で提供され、女子のお弁当サイズの小さな器ながら、時間をかけて食べたので、満足感の高い一品です。
お次は軽食甘くない部のイチオシ「アラビックブレッドのポケットサンド」(500円)をいただきます。
超小ぶりなピタパンに挟まれたサンドが2つ。1つはカレー風味のポテトサラダ、もう1つはエッグサラダが挟まっています。味は想像の範囲内で可不可ありませんが、写真と違う感が強いところは改善に期待したいところです。
セットのコーヒーは、「ライオン ドリップコーヒー(バニラマカダミアフレーバー)」(200円)です。(前述のフードとセットにすると50円OFFになります)
注文を受けてからドリップするため、甘く香ばしい香りが機内を漂います。提供されたコーヒーはちょっと薄めでした。ドリッパーの浸かりが甘かったのかも知れません。
長らく機内サービスが続く中、当機は上空9800m(32,000ft)を時速700kmで飛行しています。
今日は日本中、雨や雲の多い天気でしたが、上空はもちろん大快晴です。
本日のはほぼ満席ですが、若年層だけでなく老若男女取り混ぜた客層で、全ての年齢層に支持されるLCCが誕生したような気がする、そんなフライトでした。
9:40頃からゴミ回収と化粧室の最終ラッシュが終わると、
9:50 シートベルト着用サインが点灯し、着陸態勢のための降下が開始します。
10:08 那覇空港に着陸、10:14 タキシング停止。
バニラエア初便は、那覇空港に無事到着しました。
タラップ車を降りて、到着口まで徒歩で進みます。
那覇空港のLCCターミナルの中に入り、さらに到着口まで進みます。
到着口を抜けると、チーバくん、うなりくん、そして沖縄観光親善使節のキャラクター「花笠マハエちゃん」がみなさんをお出迎えです。
めんそーれ沖縄!
■バニラエアに乗って良かったところ
・定刻通りに運行された。(初便のイベント盛りだくさんの割に許容範囲内だろう)
・革張りシートは割と気持ちいい。
・フードメニューのオリジナリティは目を見張る。いろいろ試してみたい。
■バニラエアに乗って悪かったところ
・需要の高いフードメニューの在庫を強化して欲しい。
■まとめ
生まれ変わったという意味で期待の高まるLCCだが、定時運行や安定したサービス提供は今後を見守る必要があると思う。間違いなく注目しておいて、ここぞという時には迷わず選択してみたい。