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バニラエア 国際線・成田-台北線 JW105便(深夜便) 搭乗レポート
2014年2月26日
今回は、東京(成田)-台北(桃園)線のJW105便(深夜便)に搭乗しましたのでレポートします。
■今回のレポートで利用した便
搭乗便:バニラエア JW105
搭乗日:2014年2月16日(日)
出発:東京(成田) 22:20
到着:台北(桃園) 1:32
搭乗時間:3時間32分
費用:21,040円
[内訳] 航空券18,000円、旅客保安サービス使用料500円、旅客サービス施設使用料2,040円、支払手数料200円、スタンダードシート300円
【バニラエア 成田-台北線のあらすじ】
バニラエアは昨年12月の新規就航時に、東京(成田)-台北(桃園)線を1日1往復で運航を開始し、2014年1月29日から1日2往復に増便しました。
(画像はイメージ)
増便されたのはJW105便(成田22:20-台北1:25)とJW106便(台北3:00-成田7:10)で、スケジュールを見るだけで「宿とか足とかどうするの?」と真っ先に疑問が浮かぶLCCならではの無茶路線です。
ふたを開けてみれば、乗客目線での難易度だけでなく、運行自体の難易度も高い便だったようです。
(画像はイメージ)
増便初日(1月29日)は桃園空港の濃霧のため、那覇にダイバート(目的地外着陸)→成田空港へ引き返し(欠航)、2月2日は往復とも欠航、2月4日のJW105に至っては、出発しようとしたら成田空港の門限(23時)のうちに離陸できずに8時間以上の遅れで翌朝にようやく出発(遅発)、2月15日はJW106が台北3:00発だったのが台北10:35発に大幅に遅れる(遅発)といった具合で、2週間そこそこで早くも遅発・欠航が相次いでいます。
バニラエアにとって不運なのが、増便初日だというのに欠航に至ってしまったこと、門限過ぎて離陸できなかった時には台湾の同人誌即売会があったことなどが影響して、ソーシャルメディアで話題が拡散してしまいました。
就航時1機だけだったエアバスA320も、就航から3ヶ月経った2月時点でもまだ3機です。桃園空港の濃霧や首都圏の大雪など、天候によるものは仕方ないのですが、この増便した日から機材繰りが難しくなり、複数の便で遅延や欠航などの影響が出ています。
[関連レポート] バニラエア 新千歳-成田線 JW904→JW906便 搭乗レポート(就航初日)
(帰路便でレポートしますが、桃園空港は2月19日から約2年間、改良工事で滑走路が2本から1本に減るため、運行遅れが慢性化する恐れがあります)
さすがにバニラエアでもこの便の運行は厳しいと判断したか、夏期スケジュールの当初は発着時間を調整して2往復を維持するものの、2014年10月1日には深夜早朝便(JW105/JW106)は取りやめることにしたようです。(1日1往復に減便)
そんな香ばしい路線が、残念ながら10月には減便されて無くなってしまうことが確定しているのですが、深夜便という使い方によっては現地の日中の予定を無駄なく組める(無茶すれば0泊3日も可能)という大きなメリットもあるわけなので、思い切って使ってみました。
前置きが長くなりましたが、「エクストリーム成田脱出!」になったレポート本題です。
【JW105 搭乗レポート】
20:11 東京シャトルで成田空港第2ターミナル北に到着しました。
途中、体調不良の乗客発生で、幕張PAで臨時停車。11分の遅延での到着です。
さて、LCCの利用で何度も来慣れた第2ターミナルです。バニラエアのカウンターは3階のFカウンターとのことですが、A、B、Cと順番に並ぶカウンターの案内板をたどると、Eの次はHに飛んでしまいます。
ありました、Fカウンターはこちらです。・・・こっちは外?ですよ?
外ではありませんでした。自動ドアを通過しても室内が続きます。
とにかくフルサービスとLCCとを”区別”するためにロビーの外に追いやっちゃいましたという徹底したスタイルに感心します。でも別に構いませんよ。
20:25 すでにすごい行列です。国際線のチェックインは出発の2時間前から50分前までですので、この時点で5分経過中です。
見渡すと、日本での旅行を終えた台湾の方が8割以上、日本人他が2割以下という比率のようです。
搭乗客の預入れ荷物が多いようで、行列はなかなか捌けません。
20:45 チェックインカウンターに到達してチェックイン手続きを行っていると、ここで残念なお知らせが伝えられます。
「本日は条件付き運航になり、成田に引き返す可能性があります」
「(やはりそう来たか)」
深夜に成田まで来て「行けるか行けないか判りませんけど行きますがいいですか」と(いう意味合いのことを)言われて、「行きません」という選択肢はないので、「わかりました」と覚悟を決めます。
最悪、遊覧飛行して翌朝にはまた成田です。そんな時に何て言って家に帰ればいいのか、それとも何日か成田周辺に潜んで行ってきたふりをするのがいいのか、いやちょっと待て欺く必要があるのかなどと考えながら、人気の少ない空港で複雑な思いを巡らせます。
行列に並んでから25分経過してチェックイン完了です。
国際線はウェブチェックインではないので、リアル搭乗券が発券されます。
搭乗開始時刻は21:50から、搭乗ゲートは70Jです。
空港内がさみしくなってきました。もうほとんどの便が成田から飛び立ってしまっています。
(出国審査前に飲食したいなら、4Fの N’s COURTは21:30まで [LO 21:15] ギリギリOKです)
周辺に人気が少なくなってきて「ここに居てはいけないんじゃないか」という心細さを感じてしまい、他の搭乗客もいる搭乗ゲートに向かうことにします。
今度はシャトルホーム跡の真ん中を突っ切って進みます。
21:30 70Jゲートに到着しました。待合ロビーを見ると、乗客数はかなり多そうです。
21:50 搭乗開始予定時刻になりました。・・・何も起きません。
22:00 搭乗開始予定時刻を10分過ぎましたが、「連絡バスの到着が遅れているため、まだ搭乗できません」のアナウンスが入ります。
夜間の空港運用の問題でしょうか、他便の遅れで連絡バスも遅れ、他便の搭乗も遅れるという悪循環が発生しています。
バニラエアのスタッフの動きにも、少しずつ焦りが入ってきているのがわかります。
22:12 ようやく連絡バスへの乗車開始です。後列の乗客から優先乗車が始まります。(搭乗開始予定より22分遅れ)
22:18 1台目の乗車が完了して、連絡バスが出発します。
22:21 駐機場にバスが到着するも、搭乗機側の準備のために、バスは停車して待機。
22:26 バスのドアが開き、搭乗開始です。
空港スタッフの「速やかにご搭乗くださーい」の叫びが、搭乗機以外は真っ暗になった空港に吸い込まれていきます。
22:35 後列の席ですが、9分かかって着席出来ました。乗客も多ければ荷物量も多く、なかなか自分の席に近づけませんでした。
22:40 搭乗ドアが閉まり、タキシング開始。(出発予定時刻より20分遅れ)
成田空港の門限(23時)があるせいで、とにかくせわしない。機内アナウンスも緊急時案内も早口で手早く流す感じです。
搭乗機も地上を走る走る。いっそここで飛んじゃえばと思うくらい急いで走ります。
22:54 門限ギリギリに何とか離陸! 成田から逃げ出したんじゃないかと思うくらい駆け足で飛び去ることに成功します。
23:23 機内サービスが開始されます。
成田空港に帰っちゃうのかなぁと心配でたまらないので、今回はこれくらいしか喉を通らなさそうです。
バニラエア特製とろ~りクリームパンとコーヒー(合計350円) カスタードクリームが相変わらず美味! 乗ったら必ず食べたいですね。
23:50 入国カードが配布され、必要事項を記入します。
カード配布の前にバニラエアオリジナルボールペン(100円)をご案内するという要領の良さは嫌いじゃありません。
0:20 免税品の販売が開始されます。
0:30 機内の照明を落として、お休みタイムです。
1:34 1時間ほどして再び照明が明るくなり、15分後に降下準備を行うと告げられます。ということはつまり、着陸できる!ということです。よかったよかった。
1:49 ベルト着用サインが点灯し、降下開始です。
1:16(台湾時間) 台北桃園国際空港に着陸しました。
1:23 タキシング停止。
1:32 搭乗ゲートが接続し、乗客の降車が開始されます。
無事に到着した機内で客室乗務員さんの笑顔を頂きました。
「霧と言えば霧っぽい感じですが、それほどでもないですね」とは客室乗務員さんの談です。
何はともあれ、無事に到着出来て一安心です!
降車して到着ゲートを目指しますが、ひとまず現地通貨が必要です。
入国審査の手前にある両替所は残念ながら営業時間外です。
ターンテーブルエリアの両替所は営業していました。レートも成田での換金より格段にお得です。
「両替できて本当に良かった」
深夜の空港で現地通貨もなく彷徨うような事態は避けたいものです。
バニラエアは中国名の表記が「香草航空」。
香草と言うと日本語的には違うものをイメージしますが、中国語で「バニラ」は「香草」で、「パクチー」は「新鮮香菜」だそうです。
1:40 到着ゲートを通過して、今回のレポートを終了します。
■バニラエア JW105便 まとめ
・この便は残念ながら2014年9月30日出発便を以て運行終了になります。
・天候(台北の濃霧)や深夜便という、安定運行のリスクがあることを常に感じるスリリングな便。言わば、どきどきバニラ。
・深夜出発便は、スケジュールの都合など明確な利用目的がある場合や、わくわくバニラセールで格安に購入出来る場合での利用にとどめた方が無難です。
【深夜の台湾桃園国際空港に着いてからどうすればいいのか】
最終のシャトルバス(国光客運 1:30発 台北車站行き)は出てしまった後なので、ホテルの予約がある場合はタクシーだけが移動手段になります。
到着ロビーやバス待合ロビーで休んでいると、乗り合いタクシーが勧誘してきますが条件や信頼性などは慎重に判断してください。私は丁重にお断りしました。
到着ロビーからバス乗り場に向かってエスカレーターを下ると、コンビニ(Hi-Life)が24時間営業しています。
台北市内までバスで移動したい場合は、1時間半ほど待てばシャトルバスに乗ることが出来ます。
・1819 国光客運 桃園機場一航站3:00発 台北車站行き
バスチケットカウンターは休止中なので、ターミナルにバスが到着したら、運転手に直接料金(125元=約430円)を支払って乗車します。日中よりも所要時間が短く、3:40頃に台北車站に到着します。
(新光三越横のマクドナルドが24時間営業なので、比較的安全に夜明かしは可能です。ちなみに、モーニングメニューでした)
この旅程の帰路に使用した便「バニラエア 国際線・台北-成田線 JW104便」の搭乗レポートは近日公開予定です。
■今回のレポートで利用した便
搭乗便:バニラエア JW105
搭乗日:2014年2月16日(日)
出発:東京(成田) 22:20
到着:台北(桃園) 1:32
搭乗時間:3時間32分
費用:21,040円
[内訳] 航空券18,000円、旅客保安サービス使用料500円、旅客サービス施設使用料2,040円、支払手数料200円、スタンダードシート300円
【バニラエア 成田-台北線のあらすじ】
バニラエアは昨年12月の新規就航時に、東京(成田)-台北(桃園)線を1日1往復で運航を開始し、2014年1月29日から1日2往復に増便しました。
(画像はイメージ)
増便されたのはJW105便(成田22:20-台北1:25)とJW106便(台北3:00-成田7:10)で、スケジュールを見るだけで「宿とか足とかどうするの?」と真っ先に疑問が浮かぶLCCならではの無茶路線です。
ふたを開けてみれば、乗客目線での難易度だけでなく、運行自体の難易度も高い便だったようです。
(画像はイメージ)
増便初日(1月29日)は桃園空港の濃霧のため、那覇にダイバート(目的地外着陸)→成田空港へ引き返し(欠航)、2月2日は往復とも欠航、2月4日のJW105に至っては、出発しようとしたら成田空港の門限(23時)のうちに離陸できずに8時間以上の遅れで翌朝にようやく出発(遅発)、2月15日はJW106が台北3:00発だったのが台北10:35発に大幅に遅れる(遅発)といった具合で、2週間そこそこで早くも遅発・欠航が相次いでいます。
バニラエアにとって不運なのが、増便初日だというのに欠航に至ってしまったこと、門限過ぎて離陸できなかった時には台湾の同人誌即売会があったことなどが影響して、ソーシャルメディアで話題が拡散してしまいました。
就航時1機だけだったエアバスA320も、就航から3ヶ月経った2月時点でもまだ3機です。桃園空港の濃霧や首都圏の大雪など、天候によるものは仕方ないのですが、この増便した日から機材繰りが難しくなり、複数の便で遅延や欠航などの影響が出ています。
[関連レポート] バニラエア 新千歳-成田線 JW904→JW906便 搭乗レポート(就航初日)
(帰路便でレポートしますが、桃園空港は2月19日から約2年間、改良工事で滑走路が2本から1本に減るため、運行遅れが慢性化する恐れがあります)
さすがにバニラエアでもこの便の運行は厳しいと判断したか、夏期スケジュールの当初は発着時間を調整して2往復を維持するものの、2014年10月1日には深夜早朝便(JW105/JW106)は取りやめることにしたようです。(1日1往復に減便)
そんな香ばしい路線が、残念ながら10月には減便されて無くなってしまうことが確定しているのですが、深夜便という使い方によっては現地の日中の予定を無駄なく組める(無茶すれば0泊3日も可能)という大きなメリットもあるわけなので、思い切って使ってみました。
前置きが長くなりましたが、「エクストリーム成田脱出!」になったレポート本題です。
【JW105 搭乗レポート】
20:11 東京シャトルで成田空港第2ターミナル北に到着しました。
途中、体調不良の乗客発生で、幕張PAで臨時停車。11分の遅延での到着です。
さて、LCCの利用で何度も来慣れた第2ターミナルです。バニラエアのカウンターは3階のFカウンターとのことですが、A、B、Cと順番に並ぶカウンターの案内板をたどると、Eの次はHに飛んでしまいます。
ありました、Fカウンターはこちらです。・・・こっちは外?ですよ?
外ではありませんでした。自動ドアを通過しても室内が続きます。
とにかくフルサービスとLCCとを”区別”するためにロビーの外に追いやっちゃいましたという徹底したスタイルに感心します。でも別に構いませんよ。
20:25 すでにすごい行列です。国際線のチェックインは出発の2時間前から50分前までですので、この時点で5分経過中です。
見渡すと、日本での旅行を終えた台湾の方が8割以上、日本人他が2割以下という比率のようです。
搭乗客の預入れ荷物が多いようで、行列はなかなか捌けません。
20:45 チェックインカウンターに到達してチェックイン手続きを行っていると、ここで残念なお知らせが伝えられます。
「本日は条件付き運航になり、成田に引き返す可能性があります」
「(やはりそう来たか)」
深夜に成田まで来て「行けるか行けないか判りませんけど行きますがいいですか」と(いう意味合いのことを)言われて、「行きません」という選択肢はないので、「わかりました」と覚悟を決めます。
最悪、遊覧飛行して翌朝にはまた成田です。そんな時に何て言って家に帰ればいいのか、それとも何日か成田周辺に潜んで行ってきたふりをするのがいいのか、いやちょっと待て欺く必要があるのかなどと考えながら、人気の少ない空港で複雑な思いを巡らせます。
行列に並んでから25分経過してチェックイン完了です。
国際線はウェブチェックインではないので、リアル搭乗券が発券されます。
搭乗開始時刻は21:50から、搭乗ゲートは70Jです。
空港内がさみしくなってきました。もうほとんどの便が成田から飛び立ってしまっています。
(出国審査前に飲食したいなら、4Fの N’s COURTは21:30まで [LO 21:15] ギリギリOKです)
周辺に人気が少なくなってきて「ここに居てはいけないんじゃないか」という心細さを感じてしまい、他の搭乗客もいる搭乗ゲートに向かうことにします。
今度はシャトルホーム跡の真ん中を突っ切って進みます。
21:30 70Jゲートに到着しました。待合ロビーを見ると、乗客数はかなり多そうです。
21:50 搭乗開始予定時刻になりました。・・・何も起きません。
22:00 搭乗開始予定時刻を10分過ぎましたが、「連絡バスの到着が遅れているため、まだ搭乗できません」のアナウンスが入ります。
夜間の空港運用の問題でしょうか、他便の遅れで連絡バスも遅れ、他便の搭乗も遅れるという悪循環が発生しています。
バニラエアのスタッフの動きにも、少しずつ焦りが入ってきているのがわかります。
22:12 ようやく連絡バスへの乗車開始です。後列の乗客から優先乗車が始まります。(搭乗開始予定より22分遅れ)
22:18 1台目の乗車が完了して、連絡バスが出発します。
22:21 駐機場にバスが到着するも、搭乗機側の準備のために、バスは停車して待機。
22:26 バスのドアが開き、搭乗開始です。
空港スタッフの「速やかにご搭乗くださーい」の叫びが、搭乗機以外は真っ暗になった空港に吸い込まれていきます。
22:35 後列の席ですが、9分かかって着席出来ました。乗客も多ければ荷物量も多く、なかなか自分の席に近づけませんでした。
22:40 搭乗ドアが閉まり、タキシング開始。(出発予定時刻より20分遅れ)
成田空港の門限(23時)があるせいで、とにかくせわしない。機内アナウンスも緊急時案内も早口で手早く流す感じです。
搭乗機も地上を走る走る。いっそここで飛んじゃえばと思うくらい急いで走ります。
22:54 門限ギリギリに何とか離陸! 成田から逃げ出したんじゃないかと思うくらい駆け足で飛び去ることに成功します。
23:23 機内サービスが開始されます。
成田空港に帰っちゃうのかなぁと心配でたまらないので、今回はこれくらいしか喉を通らなさそうです。
バニラエア特製とろ~りクリームパンとコーヒー(合計350円) カスタードクリームが相変わらず美味! 乗ったら必ず食べたいですね。
23:50 入国カードが配布され、必要事項を記入します。
カード配布の前にバニラエアオリジナルボールペン(100円)をご案内するという要領の良さは嫌いじゃありません。
0:20 免税品の販売が開始されます。
0:30 機内の照明を落として、お休みタイムです。
1:34 1時間ほどして再び照明が明るくなり、15分後に降下準備を行うと告げられます。ということはつまり、着陸できる!ということです。よかったよかった。
1:49 ベルト着用サインが点灯し、降下開始です。
1:16(台湾時間) 台北桃園国際空港に着陸しました。
1:23 タキシング停止。
1:32 搭乗ゲートが接続し、乗客の降車が開始されます。
無事に到着した機内で客室乗務員さんの笑顔を頂きました。
「霧と言えば霧っぽい感じですが、それほどでもないですね」とは客室乗務員さんの談です。
何はともあれ、無事に到着出来て一安心です!
降車して到着ゲートを目指しますが、ひとまず現地通貨が必要です。
入国審査の手前にある両替所は残念ながら営業時間外です。
ターンテーブルエリアの両替所は営業していました。レートも成田での換金より格段にお得です。
「両替できて本当に良かった」
深夜の空港で現地通貨もなく彷徨うような事態は避けたいものです。
バニラエアは中国名の表記が「香草航空」。
香草と言うと日本語的には違うものをイメージしますが、中国語で「バニラ」は「香草」で、「パクチー」は「新鮮香菜」だそうです。
1:40 到着ゲートを通過して、今回のレポートを終了します。
■バニラエア JW105便 まとめ
・この便は残念ながら2014年9月30日出発便を以て運行終了になります。
・天候(台北の濃霧)や深夜便という、安定運行のリスクがあることを常に感じるスリリングな便。言わば、どきどきバニラ。
・深夜出発便は、スケジュールの都合など明確な利用目的がある場合や、わくわくバニラセールで格安に購入出来る場合での利用にとどめた方が無難です。
【深夜の台湾桃園国際空港に着いてからどうすればいいのか】
最終のシャトルバス(国光客運 1:30発 台北車站行き)は出てしまった後なので、ホテルの予約がある場合はタクシーだけが移動手段になります。
到着ロビーやバス待合ロビーで休んでいると、乗り合いタクシーが勧誘してきますが条件や信頼性などは慎重に判断してください。私は丁重にお断りしました。
到着ロビーからバス乗り場に向かってエスカレーターを下ると、コンビニ(Hi-Life)が24時間営業しています。
台北市内までバスで移動したい場合は、1時間半ほど待てばシャトルバスに乗ることが出来ます。
・1819 国光客運 桃園機場一航站3:00発 台北車站行き
バスチケットカウンターは休止中なので、ターミナルにバスが到着したら、運転手に直接料金(125元=約430円)を支払って乗車します。日中よりも所要時間が短く、3:40頃に台北車站に到着します。
(新光三越横のマクドナルドが24時間営業なので、比較的安全に夜明かしは可能です。ちなみに、モーニングメニューでした)
この旅程の帰路に使用した便「バニラエア 国際線・台北-成田線 JW104便」の搭乗レポートは近日公開予定です。
TAG: Vanilla Air バニラエア バニラ・エア 成田-台北線 搭乗レポート 東京-台北線 搭乗レポート JW105 機内サービス 成田国際空港 台湾桃園国際空港 客室乗務員 バニラエア 機内食 とろ~りクリームパン 乗ってみた 条件付き運行 ダイバート バニラエア 欠航 バニラエア 遅延 香草航空
この記事のURL | 2014年2月 | LCCjp at 03:00
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