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バニラエア、国産LCCから新たなLCCモデルの創造へ、新ブランディング発表。ポイントプログラムも

2017年5月24日

バニラ・エアは24日、成田空港で記者発表会を開き、新ブランディングを発表しました。

　新ブランディングのスローガンは「Creating New Sky Experience」　これはバニラエアの経営理念・ビジョン・行動指針を表したもので、バニラエアは2013年12月の就航から3年余りが過ぎ、当時と比べてLCCを取り巻く環境の変化に対応するため、全社一丸となってハード・ソフト面の両面の品質を向上させ、これまでのLCCというカテゴリーから一歩先んじるための進化を決意したもの。

■バニラエア新ブランディング

【新ブランディングスローガン】

Creating New Sky Experience

【バニラエアの存在価値】
・社員と社会の豊かな未来を創造します
・低運賃を提供するために常に創意⼯夫をします
・⽇本品質で安⼼・信頼を提供します
・地域の活性化に貢献します

【バニラエアの経営ビジョン】
・LCC No.1 の運航品質を提供します
・成⽥発LCC No.1 を⽬指します
・次のステージへ、LCCモデルを進化させます

　バニラエアは顧客のコアターゲット層を「好奇心旺盛でフットワークが軽く、新しいモノ・コトに敏感に反応する人」と明確に定めた。

　客室添乗員と顧客のコミュニケーションのほか、SNSなどの多様化した手段の中から声を吸い上げ、機内食メニューの開発やポイントプログラムなど新たなサービスに取り組む。

　新サービスとしては4月に機内誌「VANILLA PRESS」を創刊し、就航地にまつわる話題をコラムや漫画形式で紹介している。新しい機内食では、松花堂弁当スタイルの和風弁当「バニラエア弁当”彩”」（数量限定）や、顧客からの声が高かった「ハーゲンダッツバニラ」の提供を始めている。

　新サービスのポイントプログラムの開始時期は明確にされなかったが、正式な形が決まった時には改めて発表を行うとしている。

　新ブランディングスローガン「Creating New Sky Experience」は、バニラエアの初号機（機体番号：JA01VA）の胴体に塗装され、4月から運航を行っている。約2年かけて現有機にも塗装を行っていくが、これから導入される14号機・15号機については当初から塗装済みでデリバリーされる。