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香港エクスプレス航空 東京(羽田)-香港線 UO625便 搭乗レポート
2014年4月4日
香港エクスプレス航空 東京(羽田)-香港線 UO625便に搭乗しましたのでレポートします。
■今回のレポートで利用した便
搭乗便:香港エクスプレス航空 UO625
搭乗日:2014年4月1日(火)
出発:東京(羽田) 6:20
(実際 6:05出発 15分早発)
到着:香港 9:50
(実際 9:56到着 6分延着)
搭乗時間:4時間51分
費用:16,770円(往復)
[内訳] 航空券14,100円、空港施設利用料2,570円、旅客保安サービス料100円
【羽田空港の国際線が便利になった】
3月30日から、羽田の国際線発着枠が従来の1.5倍(年間9万回)に増加しました。
また、拡張エリアも使用開始となり、24時間営業のフードコートが出来るなど、大幅に利便性が向上しています。
【羽田発着のLCCは2社】
羽田発着のLCCは現在2社で、海南航空グループの香港エクスプレス航空(HKE)と、マレーシアのエアアジアX(XAX)です。香港エクスプレス航空は羽田-香港線を、エアアジアXは羽田-クアラルンプール線を、それぞれ1日1往復運航させています。
今までの香港エクスプレス航空はというと、羽田出発01:30・羽田到着00:30というスケジュールで、出発は深夜の電車でアクセス、到着は空港で夜明かしかタクシー利用が必須になっていました。
3月30日、その運航スケジュールが変更され、羽田出発6:20・羽田到着5:05となり、行きに空港で夜明かしが必要、帰りは始発電車で帰宅できる、というスケジュールになりました。多分、帰国時に楽な方が体力的な負担が軽いと思われます。
本当にそれで楽になるのでしょうか。実証するための、香港エクスプレス航空UO625便の搭乗レポートです。
【香港エクスプレス航空 UO625 搭乗レポート】
▼深夜の京急でアクセス便利
終電まで残すところあと数本という深夜23時台に、京急に乗って羽田空港国際線ターミナル駅に到着します。
駅の改札口を出ると、目の前のエレベーターかエスカレーターで出発ロビーに直行という、大変気持ちいい構造です。
0:05 出発ロビーに到着すると、難民キャンプよろしくベンチで寝る体制の人がたくさんいました。
3階の出発ロビーだけでなく、1階のAir LAWSON前から5階の展望デッキ前まで、ベンチがあるところ全て誰か寝ている状態です。
しかし、最も混雑しているのは電源スポットです。
しばらくは混雑していますが、夜が更けてくると空席が出来てきます。
空港内には24時間営業の店舗もあります。
■羽田空港国際線・24時間営業の店舗
1階:Air LAWSON (コンビニ)
2階:CAFE&DINING PISTA (カフェ・軽食)
2階:箱根宮ノ下 FUJIYA HOTEL On the TOAST (レストラン)
4階:日本の味Sugimoto (居酒屋)
4階:CAFE CARDINAL (カフェ)
2階のCAFE&DINING PISTAは電源席があります。
5階の展望デッキも利用可能でした。航空機の動きも止まりますが、夜景が綺麗ですので記念撮影をしている人もちらほら。
香港エクスプレス航空のチェックイン時間は、出発の3時間前から1時間前までです。出発時刻が6:20、すなわち、3:20まではすることなし! なので、ベンチで仮眠を取ります。
警備員も要所に配置されていて、巡回もしてくれていますが、自分の荷物はしっかり自分で守りましょう。
3:20 Cカウンターでチェックインが開始されました。
窓側席の希望などもここで伝えてチェックイン完了!
搭乗ゲートは105番ゲート、搭乗開始予定は5:55です。搭乗券はANA仕様です。
香港エクスプレス航空の航空券予約を同社のWebサイトで行いましたが、購入が完了するとメールが1通送られるだけのシンプルな作りです。ログインしてステータスをチェックするマイページがあったり、事前の座席指定なども出来ません。(※)
※4/7現在、Webサイトで登録メールアドレスと予約番号による予約確認ができるようになりました。
届いたメールに予約番号が記載されているので印刷していきましたが、実際はカウンターでパスポートを提示するだけでチェックインが完了しました。
「予約番号(の印刷物)は不要なのですか?」と尋ねると、「パスポートだけで照合できなかった場合に確認するので、一応必要です」とのことでした。
3:30 無事にチェックインも済んだので、出国手続きへ・・・、と思ったら、保安検査場の入口が閉まっており、30分ほどベンチで時間をつぶします。寝るに寝られない微妙な時間です。
4:00 保安検査場が開き、セキュリティチェック、出国審査を通過します。
3月30日に使用開始になった拡張エリアは、搭乗する105番ゲートとは反対方向ですが、ちょっと冷やかしで拡張エリアに行ってみます。
さて、出国エリアに入ってからも、24時間営業している店舗があります。
■羽田空港国際線(出国エリア) 24時間営業の店舗
TOKYO SKY KITCHEN (フードコート)
BEER CLUB Varre Tokyo (ビアバー)
Japanise Bistro うららか (うどん)
拡張エリア方面にある24時間営業のフードコート「TOKYO SKY KITCHEN」です。
[テナント] 魚がし日本一(寿司)、六厘舎(ラーメン)、夢吟坊(うどん)、dampierre Jet(カレー)、叙々苑(焼肉)、BAR RAGE(バー)、JINROKU(お好み焼)、Chowders(スープ&デリ)
拡張エリア・141番~148番ゲートの回廊です。開放感があってピッカピカです。画像見るとCGみたいですが実際の写真です。
今回ここから乗れないのが残念です。ターンして105番ゲートに向かいます。
105番ゲートに到着しました。いつものことながら、LCCは最もはじっこのゲートです。
出国手続き(中央)から105番ゲートまで所要時間約5分(405m)でした。
4:40 搭乗する機材が香港から到着しました。(UO624便)
機体デザインは香港エクスプレス航空のものではなく、同じ海南航空グループの香港航空の機体を使用するようです。
5:35 予定より20分早く、搭乗開始が案内されます。
5:40 着席しました。座席の間隔はピーチやバニラエアと同じくらいです。4時間30分のフライトでこの座席間隔はちょっとしんどそうです。
周囲を見渡してみると、搭乗率は5割くらいで、ほとんど中国系の方ばかりです。CAは男女2名ずつ乗務しています。
6:05 全乗客が搭乗完了したようで、予定より15分早くドアが閉まり、出発します。(15分早発)
6:32 シートベルト着用サインが消灯しました。
富士山上空にさしかかった頃、機内サービスが始まります。
▼香港エクスプレス航空の機内食
機内での決済はHKD(香港ドル)か、合計100HKDの注文の場合は日本円も可とのことで、手持ちのドルがないので後者を選択します。
まずは、「點心拼盤配烏龍茶(点心・烏龍茶付き)」(60HKD=約810円)です。
うーん・・・。
しおれたレタスをめくると、たしかに構成内容は合ってましたが、”パッケージ写真と中身が違う”という意味の俗語が思い浮かびます。全般的にぶにゅっとした感じで、味はまぁ、うん、烏龍茶は普通に飲めます。
続いて、「芝士火鶏巻熱三文治(サンドイッチ)」(45KHD=約610円)です。
ターキーのパストラミハムと濃厚系チーズをソフトフランスパンでサンドしたホットサンドです。味は想像通りです。
メニューの写真に対して、出てきた品物はなぜか1/2サイズです。誰か食べた?
あまり上手な例えが考えつきませんが、料理下手な独身男性でも3分クッキングで1分余るような料理です。これにメイドさんが「萌え萌えキュン(はあと)」とか言ったら1,200円でも妥当なのでしょうが、そうではありません。
いつもは喜んで機内食を食べる人間ですが、注文した2品ともわざわざ上空で食べるほどのものではないと感じました。コスパ悪すぎです。
比較してしまうのもアレですが、ピーチやバニラエアはメニュー写真から味付けから盛りつけから、機内食にはかなりの力を入れていることがわかります。機内で食べる楽しみって大事だと思うんですよ。
寝不足で食欲もない中で食べまくりましたが、免税品販売が始まる頃には眠気がピークを迎えて寝てしまいました。
それから約2時間50分後の9:15(現地時間) 、機内サービス終了と到着予告がアナウンスされます。
9:52 香港国際空港に着陸しました。
9:56 ブリッジに到着。(6分延着) サテライトに到着したので、空港内シャトルバスで第1ターミナルに移動します。
10:05 到着ゲートを通過しました。
香港エクスプレス航空 UO625便の搭乗レポートは以上です。
※この帰路にあたる、香港エクスプレス航空 UO624便のレポートは後日掲載します。
【香港エクスプレス UO625便まとめ】
・羽田国際線ターミナルは、ベンチ、店舗、電源&WiFiなどの設備が整っているので、夜明かし滞在はさほど苦ではなかった。
・機内食はおすすめできない。空港内で済ませておきましょう。
・香港エクスプレス航空のメールマガジンに登録しておくと、セール情報が通知されるのでかしこく利用したい。
■今回のレポートで利用した便
搭乗便:香港エクスプレス航空 UO625
搭乗日:2014年4月1日(火)
出発:東京(羽田) 6:20
(実際 6:05出発 15分早発)
到着:香港 9:50
(実際 9:56到着 6分延着)
搭乗時間:4時間51分
費用:16,770円(往復)
[内訳] 航空券14,100円、空港施設利用料2,570円、旅客保安サービス料100円
【羽田空港の国際線が便利になった】
3月30日から、羽田の国際線発着枠が従来の1.5倍(年間9万回)に増加しました。
また、拡張エリアも使用開始となり、24時間営業のフードコートが出来るなど、大幅に利便性が向上しています。
【羽田発着のLCCは2社】
羽田発着のLCCは現在2社で、海南航空グループの香港エクスプレス航空(HKE)と、マレーシアのエアアジアX(XAX)です。香港エクスプレス航空は羽田-香港線を、エアアジアXは羽田-クアラルンプール線を、それぞれ1日1往復運航させています。
今までの香港エクスプレス航空はというと、羽田出発01:30・羽田到着00:30というスケジュールで、出発は深夜の電車でアクセス、到着は空港で夜明かしかタクシー利用が必須になっていました。
3月30日、その運航スケジュールが変更され、羽田出発6:20・羽田到着5:05となり、行きに空港で夜明かしが必要、帰りは始発電車で帰宅できる、というスケジュールになりました。多分、帰国時に楽な方が体力的な負担が軽いと思われます。
本当にそれで楽になるのでしょうか。実証するための、香港エクスプレス航空UO625便の搭乗レポートです。
【香港エクスプレス航空 UO625 搭乗レポート】
▼深夜の京急でアクセス便利
終電まで残すところあと数本という深夜23時台に、京急に乗って羽田空港国際線ターミナル駅に到着します。
駅の改札口を出ると、目の前のエレベーターかエスカレーターで出発ロビーに直行という、大変気持ちいい構造です。
0:05 出発ロビーに到着すると、難民キャンプよろしくベンチで寝る体制の人がたくさんいました。
3階の出発ロビーだけでなく、1階のAir LAWSON前から5階の展望デッキ前まで、ベンチがあるところ全て誰か寝ている状態です。
しかし、最も混雑しているのは電源スポットです。
しばらくは混雑していますが、夜が更けてくると空席が出来てきます。
空港内には24時間営業の店舗もあります。
■羽田空港国際線・24時間営業の店舗
1階:Air LAWSON (コンビニ)
2階:CAFE&DINING PISTA (カフェ・軽食)
2階:箱根宮ノ下 FUJIYA HOTEL On the TOAST (レストラン)
4階:日本の味Sugimoto (居酒屋)
4階:CAFE CARDINAL (カフェ)
2階のCAFE&DINING PISTAは電源席があります。
5階の展望デッキも利用可能でした。航空機の動きも止まりますが、夜景が綺麗ですので記念撮影をしている人もちらほら。
香港エクスプレス航空のチェックイン時間は、出発の3時間前から1時間前までです。出発時刻が6:20、すなわち、3:20まではすることなし! なので、ベンチで仮眠を取ります。
警備員も要所に配置されていて、巡回もしてくれていますが、自分の荷物はしっかり自分で守りましょう。
3:20 Cカウンターでチェックインが開始されました。
窓側席の希望などもここで伝えてチェックイン完了!
搭乗ゲートは105番ゲート、搭乗開始予定は5:55です。搭乗券はANA仕様です。
香港エクスプレス航空の航空券予約を同社のWebサイトで行いましたが、購入が完了するとメールが1通送られるだけのシンプルな作りです。ログインしてステータスをチェックするマイページがあったり、事前の座席指定なども出来ません。(※)
※4/7現在、Webサイトで登録メールアドレスと予約番号による予約確認ができるようになりました。
届いたメールに予約番号が記載されているので印刷していきましたが、実際はカウンターでパスポートを提示するだけでチェックインが完了しました。
「予約番号(の印刷物)は不要なのですか?」と尋ねると、「パスポートだけで照合できなかった場合に確認するので、一応必要です」とのことでした。
3:30 無事にチェックインも済んだので、出国手続きへ・・・、と思ったら、保安検査場の入口が閉まっており、30分ほどベンチで時間をつぶします。寝るに寝られない微妙な時間です。
4:00 保安検査場が開き、セキュリティチェック、出国審査を通過します。
3月30日に使用開始になった拡張エリアは、搭乗する105番ゲートとは反対方向ですが、ちょっと冷やかしで拡張エリアに行ってみます。
さて、出国エリアに入ってからも、24時間営業している店舗があります。
■羽田空港国際線(出国エリア) 24時間営業の店舗
TOKYO SKY KITCHEN (フードコート)
BEER CLUB Varre Tokyo (ビアバー)
Japanise Bistro うららか (うどん)
拡張エリア方面にある24時間営業のフードコート「TOKYO SKY KITCHEN」です。
[テナント] 魚がし日本一(寿司)、六厘舎(ラーメン)、夢吟坊(うどん)、dampierre Jet(カレー)、叙々苑(焼肉)、BAR RAGE(バー)、JINROKU(お好み焼)、Chowders(スープ&デリ)
拡張エリア・141番~148番ゲートの回廊です。開放感があってピッカピカです。画像見るとCGみたいですが実際の写真です。
今回ここから乗れないのが残念です。ターンして105番ゲートに向かいます。
105番ゲートに到着しました。いつものことながら、LCCは最もはじっこのゲートです。
出国手続き(中央)から105番ゲートまで所要時間約5分(405m)でした。
4:40 搭乗する機材が香港から到着しました。(UO624便)
機体デザインは香港エクスプレス航空のものではなく、同じ海南航空グループの香港航空の機体を使用するようです。
5:35 予定より20分早く、搭乗開始が案内されます。
5:40 着席しました。座席の間隔はピーチやバニラエアと同じくらいです。4時間30分のフライトでこの座席間隔はちょっとしんどそうです。
周囲を見渡してみると、搭乗率は5割くらいで、ほとんど中国系の方ばかりです。CAは男女2名ずつ乗務しています。
6:05 全乗客が搭乗完了したようで、予定より15分早くドアが閉まり、出発します。(15分早発)
6:32 シートベルト着用サインが消灯しました。
富士山上空にさしかかった頃、機内サービスが始まります。
▼香港エクスプレス航空の機内食
機内での決済はHKD(香港ドル)か、合計100HKDの注文の場合は日本円も可とのことで、手持ちのドルがないので後者を選択します。
まずは、「點心拼盤配烏龍茶(点心・烏龍茶付き)」(60HKD=約810円)です。
うーん・・・。
しおれたレタスをめくると、たしかに構成内容は合ってましたが、”パッケージ写真と中身が違う”という意味の俗語が思い浮かびます。全般的にぶにゅっとした感じで、味はまぁ、うん、烏龍茶は普通に飲めます。
続いて、「芝士火鶏巻熱三文治(サンドイッチ)」(45KHD=約610円)です。
ターキーのパストラミハムと濃厚系チーズをソフトフランスパンでサンドしたホットサンドです。味は想像通りです。
メニューの写真に対して、出てきた品物はなぜか1/2サイズです。誰か食べた?
あまり上手な例えが考えつきませんが、料理下手な独身男性でも3分クッキングで1分余るような料理です。これにメイドさんが「萌え萌えキュン(はあと)」とか言ったら1,200円でも妥当なのでしょうが、そうではありません。
いつもは喜んで機内食を食べる人間ですが、注文した2品ともわざわざ上空で食べるほどのものではないと感じました。コスパ悪すぎです。
比較してしまうのもアレですが、ピーチやバニラエアはメニュー写真から味付けから盛りつけから、機内食にはかなりの力を入れていることがわかります。機内で食べる楽しみって大事だと思うんですよ。
寝不足で食欲もない中で食べまくりましたが、免税品販売が始まる頃には眠気がピークを迎えて寝てしまいました。
それから約2時間50分後の9:15(現地時間) 、機内サービス終了と到着予告がアナウンスされます。
9:52 香港国際空港に着陸しました。
9:56 ブリッジに到着。(6分延着) サテライトに到着したので、空港内シャトルバスで第1ターミナルに移動します。
10:05 到着ゲートを通過しました。
香港エクスプレス航空 UO625便の搭乗レポートは以上です。
※この帰路にあたる、香港エクスプレス航空 UO624便のレポートは後日掲載します。
【香港エクスプレス UO625便まとめ】
・羽田国際線ターミナルは、ベンチ、店舗、電源&WiFiなどの設備が整っているので、夜明かし滞在はさほど苦ではなかった。
・機内食はおすすめできない。空港内で済ませておきましょう。
・香港エクスプレス航空のメールマガジンに登録しておくと、セール情報が通知されるのでかしこく利用したい。
TAG: 香港エクスプレス 香港エクスプレス航空 HK Express UO625 海南航空 香港航空 東京国際空港 香港国際空港 羽田 国際線発着枠 香港エクスプレス 機内食
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