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タイガーエア台湾 東京(成田)-台北(桃園)線 IT201便 搭乗レポート (就航初便)
2015年4月3日
タイガーエア台湾 IT201便 東京(成田)-台北(桃園)線(就航初便)に搭乗しましたのでレポートします。
■今回のレポートで利用した便
搭乗便:タイガーエア台湾 IT201
搭乗日:2015年4月2日(木)
出発:東京(成田) 12:10
到着:台北(桃園) 15:00
搭乗時間:3時間50分
費用:2,973TWD(約11,400円)
内訳:航空券2061TWD(Combo)+諸税697TWD+予約手数料215TWD
タイガーエア台湾(台湾虎航)は、4月2日に日本路線に就航した台湾のLCCで、台湾のチャイナエアラインとシンガポールのタイガーエアとの合弁で2013年12月に設立、2014年9月に最初の路線(台北-シンガポール線)が就航しました。
設立当初から日本路線への就航を表明していて、人気の台湾路線に新たなLCCが!と期待が高まっていました。
2015年の3月上旬頃から、日本のH.I.S.や台湾の旅行会社では就航決定前にフライングでツアー販売を開始しており、「就航秒読み!」「4月2日就航!」と言われ続けて、国土交通省の就航許可が出たのがなんと3月25日。
おいおい、就航日まであと1週間だよ!
翌3月26日には、日本語サイトや日本円決済の準備も間に合いませんでしたが、タイガーエアのサイトで航空券の販売が開始されました。(4月1日に日本語対応になりました。訳が微妙な箇所や英語のままの箇所あり)
結局は、日本の航空当局の許可待ちというだけで、水面下での準備は着々と進んでいたようです。
そんなタイガーエア台湾の航空券をゲットして搭乗してきましたのでレポートします。
さて、4月2日の就航当日です。喜び勇んで成田空港第2ターミナルに3時間前に到着しました。
成田空港駅に到着すると、通路の広告LEDボードでもタイガーエア台湾の新規就航が告知されています。
身分証明書を提示するセキュリティチェックもすでに終わっていました。警戒を緩めたわけではなく、監視カメラ体制に移行したようで、これも時代の流れですね。
航空会社の案内表示を見ると、第3ターミナル開業前なので仮のものが設置されていて、タイガーエア台湾はお得な50%増量サイズで貼られています。
成田空港駅から出発ロビーに向かう途中、第3ターミナルへの分岐ポイントがこちら。まっすぐ行くと4月8日に開業する第3ターミナル、折り返すと第2ターミナルの出発ロビーです。
この、屋内だったのに急に「外行けや」ってところに引き続きゾクゾクします。タイガーエア台湾はLCCですが第2ターミナル発着なので、ここは折り返します。
出発ロビーに到着、カウンターは Iカウンター。チャイナエアラインと同じ島で、成田空港駅のエスカレーターを上がって目の前という好立地です。
タイガーエア台湾では、Webチェックインは未対応なので、カウンターでチェックインします。チェックインは2時間30分前からの受付です。
まだスタッフが手順確認などを行って準備中でした。オープンまで時間があるので、Flightradar24で搭乗機材の確認をします。
台北発成田行きのタイガーエア台湾IT200便の初便は順調に成田へ向かって飛行中。「スクートさんのあとに付いていこう!」とばかりに3分の差で追跡しています。最初は心配だからね、後をついて行けば安心!なのかな。
07:40 予定通り出発2時間30分前にチェックインが開始されます。
行列はほとんどできず、ほどなくして自分の番が回ってきます。
パスポートと予約確認表を出して、スムーズにチェックインが完了しました。
航空券は地味ですがロゴ入りのオリジナルです。
今回は航空券予約時の控えを印刷して持ってきましたが、タイガーエアのアプリもリリースされていますので、myflightsに搭乗予定便を登録しておけば印刷もいらないようです。
[iOSアプリ] tigerair
[Androidアプリ] tigerair
航空券の発券時に手荷物の計量をされました。
カメラ、PCなどで約8kg也。機内持ち込みは10kgまで無料です。
航空券の発券を完了したので、搭乗ゲートへ向かいます。
タイムスケジュールは、チェックインが出発2時間30分前~45分前まで、搭乗〆切は出発10分前まで。
タイガーエア台湾の本日の搭乗ゲートは98番ゲートで第2ターミナルの奥の最右翼。つまり最も遠いゲートですので注意が必要です。
出発ゲートでも新規就航を大々的にアピール中でした。
再びFlightradar24。スクートにちょっと離されたところにJALに抜かれ、SKYMARKにも抜かされる勢いのタイガーエア台湾。
98番搭乗ゲート前では就航セレモニーが行われていました。ちょっとみなさんのお話が長かったので覚えていません。(苦笑)
CAさんたちの記念撮影です。シンプルな制服ですが、虎の腰巻きがいいですね。
11:55 就航セレモニーが終了して、搭乗開始です。優先搭乗、後部座席、全てのお客様の順での搭乗です。
ゲートを過ぎると就航お土産をプレゼントされました。わーい。
ちなみに中身はこんな感じです。
・台湾観光パンフレット
・悠遊カード(台北MRTの磁気カード)
・タイガーエアオリジナルトランプ
悠遊カードは、現地で確認したところ、50元(約200円)が登録されていました。
機内に入り、CAさんたちの笑顔を頂きました。
座席はオーソドックスな革張りで、シートピッチも日本国内のLCCと同じくらいです。
着席して見渡すと、搭乗率は4~5割程度。そのうち、H.I.S.のお客さんが半分くらいかな。報道では台北便は満席(これはわかる)、折り返しの成田便7割(えっ?)とのことでしたが・・。まぁいいか。
12:10 予定通りにドアクローズして出発です。
就航初便ということで放水アーチでお祝い。
12:36 離陸しました。
タイガーエア台湾の機内誌はこんな感じ。日本出発便では日本語版パンフレットが何冊か追加されています。
さて、お待ちかねの機内サービスの開始です。まずは事前に機内食の予約を行った人から提供されます。
あらかじめ 台式鶏肉飯(台湾風スライスチキンライス)のセット(250TWD=約1,050円、単品200TWD)を予約しておきました。
スライスというはほぐし身のような鶏肉に台湾風の味付けをしたペースト状のタマネギローストがかかった台湾風どんぶり飯です。(ちょっと写真と違う)
台湾風の独特の香りのする香辛料は控えめで食べやすい味付けです。他にはきゅうりのキューちゃんの甘い版のような漬物と厚揚げ(これもやや甘い)、そして茶葉蛋が入っています。
台湾料理といえばこれと排骨飯、魯肉飯あたりがポピュラーで、現地に入ればどこでも食べられる庶民的料理です。ボリューム的には満足ですが、最近は為替レートも良くないので割高な感じはします。
ちょうど就航のタイミングで追加された新メニュー、台湾のフライドチキンチェーン「TKK」とのコラボメニュー「AIRTKK」(ドリンクセットで290TWD)を注文します。
アルミホイルのカバーを外すと、フッと香ばしい香りが漂います。衣が薄く、胡椒をベースとした濃い目の味付けで、特にビールに合いそうです。フライドチキンというよりは、スパイシーな焼き鳥といった印象でした。
サイドのポテトは台湾のさつまいもをフライしたもので、素材の甘みがほんのり。もっさりした食感なので、確かにドリンクはセットにしてくれた方がいいですね。
もうお腹いっぱいですが、続いて「かぼちゃ入り焼きビーフン」(単品200TWD)を注文します。
かぼちゃ、ネギ、しいたけ、豚肉がトッピングされた焼きビーフンで、味付けは香辛料がほんのりと香る程度の薄味です。
ビーフンの盛りは上々で、容器の9割以上を占めます。薄味ですがボリュームがあるので最後はやや飽きてきました。
機内販売にクレジットカード、日本円、台湾ドルなどが選べますが、日本円で支払った場合は、お釣りは台湾ドルで返却されます。
追加注文した機内食に5,000円を出しました。追加注文490TWDは2,030円に換算され、お釣りは2,970円相当の718TWD、レートは1TWD=4.14円でした。
成田空港両替所の4.34円より安く、台北桃園空港両替所の3.95円より高いというちょうど中間のレートでした。
就航記念ということで、初便の搭乗客にさらに追加プレゼント!
「CHOYA梅酒 ROYAL HONEY」と「ブルボン チーズDEおつまみ」を頂きました。
機内食の提供が終わると、免税品の販売が開始されました。
就航記念ということで一部商品以外は15%割引がされるとのこと。
今回は「REMOVE BEFORE FLIGHT キーチェーン」(定価150TWD→128TWD)を購入しました。
この後、2度目の機内食販売が行われ、それが終わると着陸体制が予告されました。
15:08 (台湾時間14:08) 着陸体制へ
15:42 (台湾時間14:42) 着陸しました。予定より18分の早着です。
成田を昼に出発して台北に15時に着くという、使いやすくて無理のないスケジュールに好感が持てます。(スクートとほぼ同じ時間帯のスケジュール) スクートもタイガーエアもセールをまめにチェックして、上手に使い分けて行きたいですね。
タイガーエア台湾 東京(成田)-台北(桃園)線 IT201便 の搭乗レポートは以上です。
このレポートの復路にあたるレポートは後日掲載します。
■今回のレポートで利用した便
搭乗便:タイガーエア台湾 IT201
搭乗日:2015年4月2日(木)
出発:東京(成田) 12:10
到着:台北(桃園) 15:00
搭乗時間:3時間50分
費用:2,973TWD(約11,400円)
内訳:航空券2061TWD(Combo)+諸税697TWD+予約手数料215TWD
タイガーエア台湾(台湾虎航)は、4月2日に日本路線に就航した台湾のLCCで、台湾のチャイナエアラインとシンガポールのタイガーエアとの合弁で2013年12月に設立、2014年9月に最初の路線(台北-シンガポール線)が就航しました。
設立当初から日本路線への就航を表明していて、人気の台湾路線に新たなLCCが!と期待が高まっていました。
2015年の3月上旬頃から、日本のH.I.S.や台湾の旅行会社では就航決定前にフライングでツアー販売を開始しており、「就航秒読み!」「4月2日就航!」と言われ続けて、国土交通省の就航許可が出たのがなんと3月25日。
おいおい、就航日まであと1週間だよ!
翌3月26日には、日本語サイトや日本円決済の準備も間に合いませんでしたが、タイガーエアのサイトで航空券の販売が開始されました。(4月1日に日本語対応になりました。訳が微妙な箇所や英語のままの箇所あり)
結局は、日本の航空当局の許可待ちというだけで、水面下での準備は着々と進んでいたようです。
そんなタイガーエア台湾の航空券をゲットして搭乗してきましたのでレポートします。
さて、4月2日の就航当日です。喜び勇んで成田空港第2ターミナルに3時間前に到着しました。
成田空港駅に到着すると、通路の広告LEDボードでもタイガーエア台湾の新規就航が告知されています。
身分証明書を提示するセキュリティチェックもすでに終わっていました。警戒を緩めたわけではなく、監視カメラ体制に移行したようで、これも時代の流れですね。
航空会社の案内表示を見ると、第3ターミナル開業前なので仮のものが設置されていて、タイガーエア台湾はお得な50%増量サイズで貼られています。
成田空港駅から出発ロビーに向かう途中、第3ターミナルへの分岐ポイントがこちら。まっすぐ行くと4月8日に開業する第3ターミナル、折り返すと第2ターミナルの出発ロビーです。
この、屋内だったのに急に「外行けや」ってところに引き続きゾクゾクします。タイガーエア台湾はLCCですが第2ターミナル発着なので、ここは折り返します。
出発ロビーに到着、カウンターは Iカウンター。チャイナエアラインと同じ島で、成田空港駅のエスカレーターを上がって目の前という好立地です。
タイガーエア台湾では、Webチェックインは未対応なので、カウンターでチェックインします。チェックインは2時間30分前からの受付です。
まだスタッフが手順確認などを行って準備中でした。オープンまで時間があるので、Flightradar24で搭乗機材の確認をします。
台北発成田行きのタイガーエア台湾IT200便の初便は順調に成田へ向かって飛行中。「スクートさんのあとに付いていこう!」とばかりに3分の差で追跡しています。最初は心配だからね、後をついて行けば安心!なのかな。
07:40 予定通り出発2時間30分前にチェックインが開始されます。
行列はほとんどできず、ほどなくして自分の番が回ってきます。
パスポートと予約確認表を出して、スムーズにチェックインが完了しました。
航空券は地味ですがロゴ入りのオリジナルです。
今回は航空券予約時の控えを印刷して持ってきましたが、タイガーエアのアプリもリリースされていますので、myflightsに搭乗予定便を登録しておけば印刷もいらないようです。
[iOSアプリ] tigerair
[Androidアプリ] tigerair
航空券の発券時に手荷物の計量をされました。
カメラ、PCなどで約8kg也。機内持ち込みは10kgまで無料です。
航空券の発券を完了したので、搭乗ゲートへ向かいます。
タイムスケジュールは、チェックインが出発2時間30分前~45分前まで、搭乗〆切は出発10分前まで。
タイガーエア台湾の本日の搭乗ゲートは98番ゲートで第2ターミナルの奥の最右翼。つまり最も遠いゲートですので注意が必要です。
出発ゲートでも新規就航を大々的にアピール中でした。
再びFlightradar24。スクートにちょっと離されたところにJALに抜かれ、SKYMARKにも抜かされる勢いのタイガーエア台湾。
98番搭乗ゲート前では就航セレモニーが行われていました。ちょっとみなさんのお話が長かったので覚えていません。(苦笑)
CAさんたちの記念撮影です。シンプルな制服ですが、虎の腰巻きがいいですね。
11:55 就航セレモニーが終了して、搭乗開始です。優先搭乗、後部座席、全てのお客様の順での搭乗です。
ゲートを過ぎると就航お土産をプレゼントされました。わーい。
ちなみに中身はこんな感じです。
・台湾観光パンフレット
・悠遊カード(台北MRTの磁気カード)
・タイガーエアオリジナルトランプ
悠遊カードは、現地で確認したところ、50元(約200円)が登録されていました。
機内に入り、CAさんたちの笑顔を頂きました。
座席はオーソドックスな革張りで、シートピッチも日本国内のLCCと同じくらいです。
着席して見渡すと、搭乗率は4~5割程度。そのうち、H.I.S.のお客さんが半分くらいかな。報道では台北便は満席(これはわかる)、折り返しの成田便7割(えっ?)とのことでしたが・・。まぁいいか。
12:10 予定通りにドアクローズして出発です。
就航初便ということで放水アーチでお祝い。
12:36 離陸しました。
タイガーエア台湾の機内誌はこんな感じ。日本出発便では日本語版パンフレットが何冊か追加されています。
さて、お待ちかねの機内サービスの開始です。まずは事前に機内食の予約を行った人から提供されます。
あらかじめ 台式鶏肉飯(台湾風スライスチキンライス)のセット(250TWD=約1,050円、単品200TWD)を予約しておきました。
スライスというはほぐし身のような鶏肉に台湾風の味付けをしたペースト状のタマネギローストがかかった台湾風どんぶり飯です。(ちょっと写真と違う)
台湾風の独特の香りのする香辛料は控えめで食べやすい味付けです。他にはきゅうりのキューちゃんの甘い版のような漬物と厚揚げ(これもやや甘い)、そして茶葉蛋が入っています。
台湾料理といえばこれと排骨飯、魯肉飯あたりがポピュラーで、現地に入ればどこでも食べられる庶民的料理です。ボリューム的には満足ですが、最近は為替レートも良くないので割高な感じはします。
ちょうど就航のタイミングで追加された新メニュー、台湾のフライドチキンチェーン「TKK」とのコラボメニュー「AIRTKK」(ドリンクセットで290TWD)を注文します。
アルミホイルのカバーを外すと、フッと香ばしい香りが漂います。衣が薄く、胡椒をベースとした濃い目の味付けで、特にビールに合いそうです。フライドチキンというよりは、スパイシーな焼き鳥といった印象でした。
サイドのポテトは台湾のさつまいもをフライしたもので、素材の甘みがほんのり。もっさりした食感なので、確かにドリンクはセットにしてくれた方がいいですね。
もうお腹いっぱいですが、続いて「かぼちゃ入り焼きビーフン」(単品200TWD)を注文します。
かぼちゃ、ネギ、しいたけ、豚肉がトッピングされた焼きビーフンで、味付けは香辛料がほんのりと香る程度の薄味です。
ビーフンの盛りは上々で、容器の9割以上を占めます。薄味ですがボリュームがあるので最後はやや飽きてきました。
機内販売にクレジットカード、日本円、台湾ドルなどが選べますが、日本円で支払った場合は、お釣りは台湾ドルで返却されます。
追加注文した機内食に5,000円を出しました。追加注文490TWDは2,030円に換算され、お釣りは2,970円相当の718TWD、レートは1TWD=4.14円でした。
成田空港両替所の4.34円より安く、台北桃園空港両替所の3.95円より高いというちょうど中間のレートでした。
就航記念ということで、初便の搭乗客にさらに追加プレゼント!
「CHOYA梅酒 ROYAL HONEY」と「ブルボン チーズDEおつまみ」を頂きました。
機内食の提供が終わると、免税品の販売が開始されました。
就航記念ということで一部商品以外は15%割引がされるとのこと。
今回は「REMOVE BEFORE FLIGHT キーチェーン」(定価150TWD→128TWD)を購入しました。
この後、2度目の機内食販売が行われ、それが終わると着陸体制が予告されました。
15:08 (台湾時間14:08) 着陸体制へ
15:42 (台湾時間14:42) 着陸しました。予定より18分の早着です。
成田を昼に出発して台北に15時に着くという、使いやすくて無理のないスケジュールに好感が持てます。(スクートとほぼ同じ時間帯のスケジュール) スクートもタイガーエアもセールをまめにチェックして、上手に使い分けて行きたいですね。
タイガーエア台湾 東京(成田)-台北(桃園)線 IT201便 の搭乗レポートは以上です。
このレポートの復路にあたるレポートは後日掲載します。