ノックエア DD8318便 バンコク(ドンムアン)－チェンマイ線に搭乗しましたのでレポートします。

■今回のレポートで利用した便
搭乗便：ノックエア DD8318
搭乗日：2015年7月7日(火)
出発：バンコク(ドンムアン) 16:30
到着：チェンマイ 17:40
搭乗時間：1時間10分
費用：36.42USD (約4,500円)
内訳：航空券24.80USD(NOK ECO) + 諸税手数料11.62USD




　この搭乗レポートは、タイ・エアアジアX 東京(成田)－バンコク(ドンムアン)線 XJ601便 搭乗レポートの続きです。

　タイ・エアアジアXでドンムアン空港にやってきました。この後、ノックエアに乗ってチェンマイまで行きますが、その前に通信環境を整えるため、現地でSIMを購入します。

【ドンムアン空港でSIMを購入】
　空港の到着ゲートを過ぎるとすぐ、「TrueMove」の赤いカウンターがあります。

　一見、料金表とか見当たりませんが、おそるおそるカウンターに向かいます。

　おすすめプランは 3G/299THB/7days のようですので、これを購入しました。

　料金：299THB（約1,080円）
　有効期間：7日間
　データ通信：無制限（転送量1.5GB超過後は128kbpsに速度制限）
　通話・SMS：100THB分


　言葉が通じるか不安でしたが、プランを指さしして端末を渡すだけでOKでした。後は店員さんがAPN設定まですべて対応してくれました。

　ドンムアン空港内の速度は下り4Mbps以上。問題ありません。


　SIMの調達を済ませたので、空港をぐるっと散策します。

　バス乗り場にやってきました。

　今回は利用しませんでしたが、同じバンコクのスワンナプーム国際空港への無料連絡バスもここから乗ることができます。

　運行は12分～30分間隔、所要時間1時間以上。（渋滞時は2時間以上ということもあるようです）　利用は無料ですが、スワンナプーム国際空港から出発する便の搭乗することを証明する書類（搭乗券や航空券など）の確認が必要です。


【ノックエアでタイ国内線に乗る】
　ドンムアン空港はかつてはバンコクのメイン空港でしたが、2007年に新空港・スワンナプーム国際空港が開港。ドンムアン空港は紆余曲折の末、LCC中心の空港として運用を継続しています。

　ドンムアン空港に就航している航空会社は、タイ・エアアジアX、エアアジア、ノックエア、タイガーエア台湾、SCOOT、V Air、ノックスクート、タイ・ライオンエアなどなど。LCC祭りです。


　今回利用するのは、ノックエア（Nok Air）は2004年設立のLCCで、タイ国際航空が出資しています。「ノック」とはタイ語で鳥の意味で、機体の塗装も鳥をイメージしています。


　航空券は日本国内であらかじめ公式Webサイトで購入しました。NokAirのWebサイトは日本語に対応しているので安心です。

　NokAirは頻繁にセールを行っているので、タイ旅行を検討している人は公式Tiwtter @NokAirlines_ENGをフォローしておくと便利です。

　日本を出発する前、Webチェックインを済ませ、搭乗券を印刷しておきました。

　Webチェックインは、出発の24時間前から30分前まで行えます。

　この搭乗券さえ持っておけば、あとは空港で搭乗ゲートを確認するだけでOKです。


　ドンムアン空港のNokAirカウンターです。預け入れ荷物があるか、搭乗券が未発券の場合はこちらに立ち寄ります。

　先日、タイの警察官が日本国内に拳銃を持ち込んじゃった事件がありました。これがきっかけで7月17日からドンムアン空港ではセキュリティ強化のため、手荷物のX線検査が行われるようになり、大混雑になっているそうです。何故かスワンナプーム国際空港では混雑するからという理由で行わないそうですが、それでいいの？

　どうやら、大混雑に耐えかねて、たった3日でX線検査をやめたそうです。なんだそれ。なんだそれ。

　機内手荷物は7kgまでですが、預け入れ荷物は15kgまで無料です。LCCにしては太っ腹なところは好感が持てますね。

　チェックインカウンターでNokAirのグッズも売っているようです。

　キャラクターグッズは何となくキンドーちゃん(謎)テイストで、いまいち購買欲が湧いてきません。


　搭乗ゲートに向かう途中、バーガーキング、マクドナルド、ケンタッキーなど見慣れたファストフード店がたくさんありました。


　35番出発ゲートに到着しました。

　出発まで時間があったので、ここから行きかう飛行機の撮影をしましたが、いい撮影ポイントでした。


【ドンムアン空港の搭乗ゲートから撮影した航空機】
ノックエア 各色











　お見合い。

タイ・スマイル　タイ国際航空100％出資の航空会社。LCCとまでは言い切らずとも、割と格安運賃らしい。

タイ・エアアジア　タイ国内線はノックエアと競合。航空券購入の際は比較して検討したい。

オリエント・タイ航空　おら、これには絶対乗りたくねえだ。


【搭乗開始】

　行きかう飛行機は普段見ることのないLCCばかり。離着陸する飛行機が必ずこのゲートの前を通ってくれるので飽きません。

　16:35 搭乗予定時刻から遅れること25分、搭乗開始になりました。

　既視感のある黄色いウィングレット。バニラエアの機内からの眺めに似てますが、ノックエアのこれはボーイング737-800型機です。

　シートピッチは若干きつめでしょうか、大きな大人でこぶし1つ入らないくらいです。

　国内線の短時間ならまぁ大丈夫ですね。

　安定高度に達すると、紙袋に入った何かの配布が始まりました。

　袋の中身は、小さなパンとミネラルウォーター。（無料）

　パンはピザパンで、素朴な味。部活帰りの買い食いの思い出がよみがえるような懐かしい感じがする味でした。

　機内販売はドリンクとスナック類のみ。

　グッズは子供向けを意識したラインナップです。

　機内販売が一巡したかと思うと、まもなく着陸態勢へ。

17:53 あっという間にチェンマイに到着。13分遅れでした。所要時間1時間10分。距離的には東京－名古屋間くらいでしょうか。


　ノックエアでのタイ国内線の移動は、航空券の購入から搭乗まで、あっけないほど簡単でスムーズでした。しかも安価で利用できるので機会があればまた利用したいと思います。

　ノックエアとスクートの合弁の「ノックスクート(NOKSCOOT)」が成田に定期便を就航も待ち遠しいですね。


　この後、台湾のLCC「V Air(威航)」で台湾に向かいます。

　続きのレポートは、V Air チェンマイ－台北(桃園)線 ZV10便 搭乗レポートです。

　
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